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第25回日本褥瘡学会学術集会
会長 橋本一郎
徳島大学 形成外科学 教授
この度は第25回日本褥瘡学会学術集会を徳島大学形成外科が担当させていただくことになりました。会員各位に感謝を申し上げます。
この原稿を執筆している段階では新型コロナ感染症の収束は確かではありませんが、終わりの始まりが見えてきた、と信じております。パンデミックの影響は大変なもので、学術集会を取り巻く環境もご存知のように一変しました。コロナ感染症の前には考えられなかったインターネットによる会議や学会発表、学会視聴が当たり前となりました。そしてその影響は遠隔診療などの医療環境にも及んでいます。
医療と介護は、病院から在宅へと大きく舵が切られており、褥瘡に関してもその対応が求められていることは周知のことです。医師の働き方改革や看護師の特定行為など、これまでの仕事に関する考え方や仕事の内容に変化が生じています。さらに治療材料や手術機器においても目まぐるしい進歩が見られます。本学術集会では、テーマである「アフターコロナの褥瘡治療」を見据えて、褥瘡治療・予防におけるこれからの環境変化に関する展望や課題について討論していただければと考えております。褥瘡治療と予防は多くの職種により実現できるもので、本学会も多くの職種により支えられています。すべての会員にとって欠かせない基礎知識や最新情報に関して、多くの教育講演などをご用意しておりますので、ぜひお役立ていただきたいと思います。
今回は私たちの地元、徳島の地を離れて、神戸で学術集会を開催させていただきます。コロナ禍が終了して、会員のみなさまが気兼ねなく現地に足を運んでいただき、学術集会と魅力が詰まった神戸の街を楽しんでいただければと心から祈っております。
それでは神戸でお会いしましょう。
2022年9月